HSP~ひといちばい敏感な人~
わたしはひといちばい敏感な人(HSP)
という特性をもっています。
これは、5人に1人くらいの割合である
個性のひとつです。
わたしは子どもの頃打ち上げ花火が苦手でした。
今でもドキドキするけど、遠くであれば見れます。
映画も大きな音が怖く感じたり緊張したりします。
感情移入しすぎて、映画で登場人物それぞれの気持ちを想像しすぎて苦しくなるくらい泣いて友だちに驚かれた(引かれた?笑)ことがあります。
人が亡くなったニュース、悲しい事件や事故、切ない気持ちになる番組は見ると感情移入して涙が出ます。
人が機嫌悪かったり怒っていると自分に向けられているような気がして緊張します。
たくさん人がいるところ、ざわざわとしているところ、ゲーセンなどうるさいところ、とても苦手です。
ライトがチカチカするのとかも苦手です。
他にもたくさんあるかもしれません。
この言葉を知ったきっかけは、
長男でした。
わたしと長男は性格が似ているとは
思っていましたが、
長男のことを"敏感だね"と
保育士さんに言われたことからでした。
本を買って読んでみたら、
自分にも当てはまって、
これはひとつの特性だと知りました。
正直今まで苦しいことが多く、
小学校低学年までは学校に行けないこともあったし
自分を認めてあげられず大人になりました。
この言葉を知ってからは
苦しくなることはあっても
個性として受け入れられて楽になりました。
同じような特性をもつ方をSNSで見つけることもあり
自分だけじゃないことも安心に繋がりました。
人の気持ちに共感できること、
これは逆に強みかなと気付きました。
長男も敏感なところがあるから、
そんな自分を好きでいられるように。
大丈夫だよ。と伝えながら抱きしめて
これからぶつかっていく壁を乗り越えられるように。
見守りたいと思っています。
そのままで、大丈夫だよ。
わたし、息子、そして同じ特性をもつ方へ。